伊藤ゆり
大阪医科薬科大学医学研究支援センター医療統計室 准教授
大阪医科薬科大学 医学研究支援センター 医療統計室 准教授 疫学・保健医療統計研究者。2007年大阪大学医学系研究科保健学専攻にて博士(保健学)を取得。その後、大阪国際がんセンターがん対策センターにて研究員、主任研究員を経て、2018年より大阪医科薬科大学研究支援センター医療統計室長・准教授として、学内外の研究の統計的支援を行う。公的統計を用いた記述疫学的手法により、がん対策や健康格差に関する研究に従事。
本庄かおり
大阪医科薬科大学 医学部 社会・行動科学教室 教授
専門は、社会要因と健康の関連に関する社会疫学研究です。 収集したデータを様々な視点から分析し、「どのような社会が人々の健康に寄与するのか」の問いに答え、健康増進活動や社会制度への提言を行うことを目指しています。
西岡大輔
大阪医科薬科大学医学研究支援センター医療統計室 講師
生活保護・無料低額診療事業の利用者研究と中山間地医療に従事する、ソーシャルワークをもっと学びたい家庭医です。健康に対する「貧困」「孤立」「障害」といった心理社会的な障壁や「へき地」「離島」といった物理的な障壁がある人の健康権の保障を目指して、科学的根拠と個人の生活史を大切にした健康なまちづくりを進めています。日本プライマリ・ケア連合学会健康の社会的決定要因検討委員会委員、日本医療ソーシャルワーカー協会理事。
堀池諒
大阪医科薬科大学看護学部公衆衛生看護学分野 助教
GIS保健師として保健医療福祉分野のみなさまと一緒に、オープンデータや組織内のデータを使って街と人が健康になる研究をしています。専門や地理情報システム(特にQGIS)と根拠に基づく政策立案です。
中村正和
公益社団法人 地域医療振興協会 ヘルスプロモーション研究センター センター長
社会の健康課題の解決を目指して、地域医療と公衆衛生が協働したヘルスプロモーション活動の実装化に取り組んでいます。専門分野はたばこ対策、生活習慣病予防対策、フレイル予防です。
中谷友樹
東北大学大学院環境科学研究科 教授
専門は空間疫学、地理情報科学。空間的なデータ解析の方法論、空間的視点からみた健康の社会格差や近隣環境と健康の関連などの空間疫学研究に従事している。
後藤温
横浜市立大学医学部公衆衛生学 教授
データサイエンスを重視した公衆衛生の実践を目標としております。専門は、疫学・公衆衛生学です。
山本精一郎
静岡社会健康医学大学院大学社会健康医学研究科 教授
もともと医療統計や疫学が専門ですが、疫学研究の結果が実践されていないことにショックを受け、いまは生活習慣病予防や健診受診などの健康行動を如何に促すかについて、自治体の現場の人たちと日々格闘しています。
下川敏雄
和歌山県立医科大学 医学部 (大学院 医学研究科 医療データサイエンス教室) 教授
医療統計学を専門としており,主に新たな統計手法の開発を行っています.その他には,臨床研究の動的レポートシステムの開発,および自治体の健診データに基づく生活習慣病等の横断研究を行っています.
埴淵知哉
京都大学大学院文学研究科 准教授
地理情報を用いて健康に関する研究を行っています。専門はウォーカビリティなどに関する健康地理学研究です。
福井敬祐
関西大学社会安全学部 安全マネジメント学科 准教授
専門は統計科学・がん疫学。地方自治体のデータ分析アドバイザー等を務め, データサイエンスからの保健医療行政における課題解決に携わっている。
佐藤倫治
広島市立大学情報科学研究科知能工学専攻 講師
専門は数理統計学、生物統計学です。主に多変量解析、予測モデルの構築、臨床試験デザインに関する研究を行っています。
井上勇太
徳島大学大学院医歯薬学研究部臨床腫瘍医療学分野 助教
公的統計を利用し、災害と疾病との関係に関する研究を行ってきました。まだまだ研究者としての経験は浅いですが、今後は幅広いデータを利用し地域特徴と疾患との関係という視点で、貢献していきたいと思います。
木村 尚史
北海道大学大学院医学研究院公衆衛生学教室 助教
札幌市で新型コロナウイルス感染症罹患後症状の調査を行っているほか、岩見沢市では母子健康調査に携わるなど、北海道内の様々な自治体と協力して調査・研究を行っています。
鈴木有佳
慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室 助教
公的調査データの分析や地域住民を対象としたフィールド調査を通じて、人々の家庭内外での生活と健康の関わりを明らかにする研究を実施しています。誰もが健康に自分が望む人生を送れる社会をつくるお手伝いができたら幸いです。専門は社会疫学です。
花房真理子
東京医科歯科大学東京都地域医療政策学講座 寄附講座助教
約10年の臨床医としての経験から、病院に来る前・来た後の健康管理の重要性を実感し、公衆衛生の世界に飛び込みました。専門はがんの研究ですが、新型コロナの臨床データを使った研究や、小児虐待の研究にも関わっておりました。
片岡葵
大阪医科薬科大学 医学研究支援センター 医療統計室 特別協力研究員/神戸大学大学院医学研究科 特命助教
社会疫学者。2021年東京医科大学大学院社会医学系専攻にて博士(医学)を取得。大阪府・東京都文京区にて保健師、大阪医科薬科大学医学研究支援センター医療統計室にて研究支援員・ポストドクターを経て2023年より同室にて特別協力研究員/神戸大学大学院医学研究科にて特命助教として従事。研究テーマは、公的統計を用いた地域の社会環境要因による健康格差の記述疫学研究。
巽夕起
大阪青山大学健康科学部看護学科 講師/大阪医科薬科大学医学研究支援センター医療統計室 研究支援者
児童虐待に関する記述疫学研究に取り組んでいます。研究成果を保健師等の専門職が活用できるような形で社会に還元したいと考えています。